「便利な保育園」が奪う・・U-CAN「保育の手」夏号で紹介される。
拙著「「便利な保育園」が奪う本当はもっと大切なもの」が保育士資格取得・通信講座のU-CANの『保育の手」2013年夏号の「保育の本棚」に、『保育士試験を受けるにあたって、ぜひ読んでおきたい本を紹介します。』として紹介されました。
本の表紙の写真に加えて、次のような紹介文がありました。
待機児童問題対策のために保育の企業参入が認められる一方で、次世代を担う子どもたちにとってどのような保育が本当に望ましいのかという議論が十分になされていないようです。
長年保育を実践してきた著者は、大人の都合だけで、保育サービスの「便利さ」を追求することの危うさを訴えます。また、いわゆる三歳児神話には理由があるとして、外国の実例などを紹介しています。
新聞やテレビでは、便利な保育園が増えるのは望ましいこととする論調が目立ち、著者のような反対意見がじっくり紹介される機会は少ないようです。しかし、経済目線の保育政策を批判し、子どもを守ろうとする著者の意見は、読者自身の働き方や生き方を考える上でも大いに参考になるでしょう。
大変光栄です。短い文章の中に、私の本の、訴えたいポイントを的確に掴んで表現する文章力には、本当に感心しました。プロのなす技なのでしょう。
この本は、保育問題について、何が問題なのかをわかりやすく整理したものです。是非、ご一読ください。
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