共励保育園の親子遠足(高尾山)

もう直ぐ一丁平
恒例の高尾山親子遠足を行いました。山頂のはるか向こうにある一丁平まで。行きはケーブルカーに乗りますが、帰りは6号路を通って、全て歩いて下山します。
毎年、お父さんの参加が増え、今年は40名を越えました。平日の遠足なので、お父さんは会社を休んでの参加です。いろいろなご苦労をされて当日を迎えます。
朝8時半に集合、そして最終メンバーが登山口のケーブルカー改札口に辿り着いたのが午後5時過ぎ。これは新記録でした。保育園の遠足で、こんなに長い時間をかけるのは、他にはあまりないと思います。
たくさんのアンケートがお父さん、お母さんから届きました。今回は二人のお父さんのアンケートをご紹介いたします。
アンケート1
☆ 「これは歩けないだろう」娘から渡された地図を見て、そう思った。先月、練習で小宮公園まで行ったとは聞いていたが、練習が練習にすらならないような行程だったからだ。私は娘を背負って下山する自分の姿を思い浮かべた。しかし、私の予想は裏切られていく。「やっほー」と楽しそうに声をあげ、元気よく歩く子供たち。下山の時、少し疲労の色が見える娘が言った。「年長さんは諦めない!」年中時代の総合保育『わくわくキッズ探検隊』でのフレーズの引用だ。年少から続く総合保育が活きた瞬間だろう。諦めない子供たちは頑張って沢にたどり着き、元気に遊んで帰っていった。—歩ききれるー子供たちの力を確信して行程を組んだ保育園とその信頼に見事に応えた子供たちに私はただ驚くばかりだった。
お仕事は作家さんかな?
アンケート2
☆宏樹との2人っきりでの園の行事は今回の高尾山遠足がはじめてでした。そういう事もあり私は前もって会社に休みを希望し、仕事が入らない様に前日までに全て終わらせ、楽しみにしながら当日を迎えました。宏樹も「パパと行くのが楽しみ!!」とずっと言ってくれました。ママも行こうかなあと言うと「パパがいるから行かなくて良い!!」と本当にパパにとっては嬉しいことを言ってくれました。遠足が始まって最初から最後まで自分の足でしっかりと歩き、何ひとつ弱音を吐かなかった子供の姿を見てとても感動し、すごく愛しくなりました。3人の子供全てが可愛くて仕方ないのですが、宏樹は一番「子供らしい」子で、出来ることならこのままの宏樹くんで成長してくれたらなあと登山中感じていました。毎回共励の行事に参加する度にこの保育園に通っていて良かったと思います。
仕事に対する配慮をして親子遠足に参加する親心。ありがとうお父さん!
山頂では、お父さんたちにお願いして、「鯉の滝登り」というゲームをします。お父さんたちが、向き合って手をつなぎ、そろって並んでいくと、ベルトコンベアーのようになります。その上に子供たちがアンパンマンのようになって乗ると、お父さんたちが手を動かして、コンベアーの先の方に子供たちを運んで行きます。
子供たちの笑顔と、お父さん達の笑顔。全くお金のかからない遊園地です。子供たちより、お父さんたちの方が嬉しそうです。それを見ているお母さんたちも幸せそうです。
親子遠足は、みんなが子供の頃を思い出すことができる、とっても意味のある行事です。

鯉の滝のぼり
最後のパパが並んで子供を運ぶゲームで
みんながひとつになれてよかったとパパが言っていました。(アンケート3)
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